2025年10月13日(月祝)気仙沼市市民福祉センターやすらぎ にて、「気仙沼こども商店街2025」を開催しました!こどもたちが自ら考えたお店が並ぶ、1日だけの商店街イベントです。こども支援を行っている民間団体等が連携して、こどもたちの「やってみたい」をサポートしています。
今回は、去年のプレ開催に続いての2回目の開催。公民館や児童館、各子育て支援施設を通して出店者を募集し、今年は46名、15組のこどもたちが集まりました。
キックオフ説明会
8月9日のキックオフ説明会では、みんな緊張の面持ちで集まってきていましたが、誰とどんなお店をやりたいか想像を膨らませていくうちに、だんだんと表情が和らいでいきました。
この日は、保護者向けの講話も実施。こどもの成長を「信じて見守る」とはどういうことなのか、こども商店街の運営スタッフであり助産師の大森美和さんよりお話していただきました。
キックオフ説明会のこどもたちの様子は、リール動画をご覧ください。
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作業日
こども商店街では、必須で集まる約2ヶ月前のキックオフ説明会と、2週間前の作戦会議の日程の他に、任意で参加できる「作業日」を設けました。今年は土日に8日間日程を設けました。こどもたちがそれぞれに集まってきて、話し合ったり、買い物に行ったり、試作をしてみたり、看板を書いたり、伴走スタッフが各チームを見守って一緒に進めてきました。それぞれのペースで、コツコツと計画的に進めるチームもあれば、ずっと遊んでいて終わり頃に焦って始めるチームもあり、分担を決めて家でそれぞれに進めてくるチームなど、準備の段階から個性が溢れていました。












作戦会議(2週間前)
そして、本番2週間前の作戦会議!だんだんとみんなが焦り始める時期です。
他のチームがどんなことをやるのか、どの場所で出店したいのか、具体的にイメージしていきます。お客さん何人くらい来て欲しい?どのくらい準備する?景品は足りる?などを確認しながら、あらためて各チームの目標を設定します。「売上No.1!!」を目標にするチームもいれば、「お客さんに喜んでもらう」「とにかく楽しむ」「美味しいものを作って、販売する」など、さまざまです。








いよいよ本番!
10月12日前日は出店練習を経て、10月13日の本番!!ドキドキワクワクして眠れなかった子もいたようですが、とにかくこどもたちの目が輝いていて、お客さんに喜んでもらうために一生懸命に頑張りました!
続々と完売するチームも出てきて、自分たちも他のお店をまわるなど、終始イベントを楽しんでいる様子も見受けられました。スライム屋さんは、お客さんが絶えず、休憩も私語もせずひたすらに行列をテキパキ捌いていたり、ダンボール迷路屋さんは一緒に出店する仲間が欠席だったけれど試行錯誤しながら最後までやり切ったり、本当にどのチームも個性的で、それぞれの魅力があり、輝いていました!!









本番が終わったあとは、みんなで一斉に片付けをして、「お楽しみ会」へ!
最後にかかった経費と、売上を計算して利益を出します。利益が一番多かったチームには『商売上手で賞』を、お客さんの満足度が高かったチームには『お客さんが喜んだで賞』、スタッフ目線で一番盛り上がっていたチームには『盛り上がったで賞』など、様々な賞の発表をしました!






こども商店街で大切にしていることの1つに「頼れる大人は、地域(家庭・学校以外)にもいる!」という項目があります。こども商店街を通して、各地区のこどもの居場所やまちのイベントで会った時に「よっ!」って声をかけられるような大人が増え、このまちで安心して育っていけるような雰囲気づくりができるように、これからも継続して場づくりをしてきたいと思います。
参加してくれたこどもたち、その保護者のみなさん、あたたかく見守ってくださった来場者のみなさん、そして関わってくれたスタッフの方々、関係した全てのみなさん、ありがとうございました!!
※来年度、参加してみたい!と思ってくださるお子さんをお持ちの保護者の方は、ぜひこちらの公式LINEを登録して次回の募集をお待ちいただけると嬉しいです。(来年も開催できるようにがんばります!)



