子育て経験者の「産前に知っておきたかった」を未来のママとパパへ
気仙沼子育てコレクティブインパクトプラットフォーム「コソダテノミカタ」× 気仙沼で活動する様々な団体・講師
親になる心構えや知識、身につけて 妊産婦さん向け連続講座
「母である私たちだからこそ、次のママたちへ伝えられることがあるはず」。そんな思いを持つ、コソダテノミカタメンバーの発案で始まったのが、「妊産婦さん向け連続講座」です。9月から来年2月の期間で行われ、一連の講座を通して、親になる心構え、育児やお金の知識などを身に付けられます。
対象は、妊婦、産後1年以内の方、妊娠を考えている方、また、そのパートナー。講座ごとの申し込み制で、基本的に託児もあります。すでに、終了してしまった講座もありますが、ご興味のある方はお申し込みください。
① 2022年9月3日(土)
「抱っことおんぶと姿勢の話」in 中央公民館
講師:モデル 杉浦美里
② 2022年9月28日(水)
「リアルな出産を話そう、聞こう!」in わくわくけせんぬま
③ 2022年10月15日(土)
「知らなかった!産前産後のお金の話」in 子育てシェアスペースOmusubi
講師:コソダテノミカタ事務局 志田ももこ
④ 2022年11月12日(土)
「未知の生物、新生児に迫る!」in 家カフェHATA
講師:助産師 大森美和
⑤ 2023年1月28日(土)
「未知の生物、新生児を攻略!子育てチームビルディングの秘訣」in 家カフェHATA
講師:助産師 大森美和
⑥ 2023年2月15日(水)
「自分で身体をメンテナンス! 産前産後のセルフケアを学ぼう」in 中央公民館
産前の講師:駅前潮見治療院 阿部健人
産後の講師:フィットネスサロンSeleno 鈴木あい子
⑦ 2023年3月15日(水)
「子育てがちょっとラクになるコツ、先輩ママと話そう」in わくわくけせんぬま
「産前に知っておきたかった」 子育てを経験したメンバーが痛感し、開催へ
開催に至ったのは、メンバーの多くが1人目の子育ての際、あらかじめ“育児に欠かせない知識”を持っていなかったことから、悩み、混乱をすることを経験してきたからです。子育てに関する学びの機会があまり充実しているとはいえない現状もあり、私たちの「これは産前に知っておきたかった」を未来のママたちへ伝えていくことで、心づもりして子育てに臨んでほしいとの思いがあります。
親が共通して悩むテーマをメンバー間で話し合い、産前産後にかかるお金や保障制度、妊娠中に代わりやすい姿勢の話など7講座をつくりました。“先輩ママ”や市内の専門家が講師です。
間違った抱っこで腱鞘炎になった杉浦さん 「頑張るママたちの負担を減らしたい」
9月3日に中央公民館で開かれた「抱っことおんぶと姿勢の話」では、メンバーで子育て支援団体「けせんぬま旅する学校」を運営する杉浦美里さんが、講師として登壇。企画を立てた杉浦さんは、1人目の子育ての際、抱っこの仕方が分からず、腱鞘炎(けんしょうえん)で苦しんだ経験があると言います。
「のちのち、抱っこのコツを知り、子育てのしやすさがガラリと変わった。『産前から学んでおけばよかった』と、後悔しました。乳幼児の育児では切っても切り離せない“抱く”という行為を、少しでも楽にすることで、頑張るママたちの負担を減らしたいとの思いで話をしました」。参加者からも好評で、「学べてよかった」「さっそく実践したい」との声が聞かれました。
このほか、有意義な講座になるようメンバー一同考えましたので、ご期待ください。また、連続講座は来年度以降も開催していけるよう検討しています。
気仙沼子育てコレクティブインパクトプラットフォーム「コソダテノミカタ」× 気仙沼で活動する様々な団体・講師
妊産婦さん向け連続講座
問い合わせ先:0226-22-6600(保健福祉部 子ども家庭課 児童福祉係)
時間:午前10時〜正午
定員:6組程度
参加費:500円
申し込み:
- 取材日
- 2022/09/14