つながりアクション

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子育てタウンミーティング

あなたの声がまちの子育てを変える!

気仙沼市子ども家庭課 × 合同会社colere × 気仙沼子育てコレクティブインパクトプラットフォーム「コソダテノミカタ」

ワクワクしながら⼦育てを作る!
「けせんぬま⼦育てタウンミーティング」とは?

気仙沼市では⼦育て中の⽅々や⼦育て⽀援に携わる⺠間団体、そして⼦育てを良くしたいと願う地域の⽅々が集まり“⼦育て”をテーマに意⾒交換や交流を⾏う『けせんぬま⼦育てタウンミーティング』を定期開催しています。主催は気仙沼市ですが、⺠間の⼦育て⽀援団体も共に企画運営を⾏い、まち全体の⼦育てへの熱量が伝わってきます。2021 年11 ⽉までに4 回開催され、これまで227 名の⽅々が参加しました。回を重ねるごとに盛り上がりをみせています。

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ママの声を聴いたvol.1−2

まだコロナ禍では無かった2020 年1 ⽉のvol.1・vol.2 開催。お菓⼦を⾷べながら和やかな雰囲気でのスタートでした。⼦育て中の⺟親の参加が多く「⼦どもの預け先がなくて困る」「⼦連れで遊べる場所が少ない」など、⽇々の⼦育てで感じている本⾳が垣間みえる回となりました。預け先に関する問題は深刻で、健康診断や⻭医者に⾏けないなど健康に直結する声も聴かれました。

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「ママが頼れる先を増やす」取り組んだ2年間

この状況を改善するべく気仙沼市と⺠間⽀援団体では今⽇まで約2年間の間に、地域の⽅々と共に様々な取り組みを⾏いました。

◆⺠間の⼀時預かり専⽤託児所「⼦育てシェアスペースOmusubi」開設
◆気仙沼市の総合健診、乳がん・⼦宮がん検診に託児サービスをつける
◆0歳児のいるご家庭のファミサポ利⽤料全額助成(上限⽉額2万)の実施

これらの取り組みによって仕事や⽤事だけではなくリフレッシュや学びのための託児サービスも利⽤できるようになりました。

その他にも親⼦で参加できるイベントが多数開催されたり、市内の公園が新たに9 箇所整備されたりと、⼦連れでのお出掛けも選択肢が広がっています。

おむすび公園

「⼦育てを多世代で考える」多様な⼈が参加したvol.3・vol.4

そんな2年間の変化の中、2021年に開催されたvol.3・vol.4のタウンミーティング。

「預け先が少ない」の意⾒が格段に減りました。また参加者の性別や年齢層にも変化が。⽗親・未婚の若者・⼦育てが終わった世代といった多様な⽅々の参加が約半数を占め、参加者アンケートには「これから⼦育てをしたいと思っていたので背中を押された気がして良かった」「⼦どもが減っているけれど⼦どもたちを気仙沼全体で温かく⼤事に育てていきたい」など広い世代で⼦育てに対する意識の⾼まりがみえました。

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これからの⼦育てにできること

⼀⽅で新たに⾒えてきた課題も。vol.3・vol.4 では「⽗親の育児休業が取りづらい職場環境がある」「育児情報や知識に世代間ギャップがあり⼾惑うことがある」などの声が聞かれ、⼦育てしやすいまちになるにはもっと出来ることがありそうです。

誰もが、必要なときに頼れる⼈や場所があり、またきちんと休み、⼦育てと向き合える。そんな社会があると良いなと感じます。次回は5回⽬の開催。このまちの⼦育ては、そしてこのまちは、どう変化していくのでしょう。あなたならどんな想いを聞かせてくれますか?

タウンミーティング8

タウンミーティング8

気仙沼市子ども家庭課 × 合同会社colere × 気仙沼子育てコレクティブインパクトプラットフォーム「コソダテノミカタ」

子育てタウンミーティング

子育てタウンミーティング – けせんぬま子育て情報 ぽけっと
https://www.kesennuma.miyagi.jp/kosodate/040/080/index.html

取材日
2022/03/31