ミカタのアクション

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こども服のシェアリングサービス「みんなのたんす」

子どもにも親にも地球にも優しい!子ども服のシェア

みんなのたんす(高橋えり)

あっという間にサイズアウト!
ぐんぐん育つこどもの体に合わせていつでもジャストサイズの洋服を選べる「みんなのたんす」

衣替えの季節になり、前年のこども服をだしてみるとサイズが合わず

「もう全然着られる服がない・・・」
「サイズアウトしてしまったけれど、まだまだ捨てるにはもったいない洋服がある・・・」

子育てをしていると誰しもそんな経験があるのではないでしょうか?
そんな小さな悩みをとってもエコロジカルに解消してくれるのが、こども服のシェアリングサービス「みんなのたんす」。お話を伺ったのは店主の高橋えりさんです。

本町の自宅の一室が店舗となっており、50センチから170センチのこども服は1着100円から持ちかえることができ、不要になったこども服の無料引き取りもしてくれます。また年会員になると5000円で年間120着もの洋服を、その時のこどもにピッタリのサイズで持ち帰ることができます。
まさに「みんなのたんす」という名前の通り、使わなくなったこども服をまちのみんなが持ち寄ってたんすにいれ、今ちょうどほしいサイズのこども服を必要な人がだして使う、そんな仕組みです。

地球にやさしい新しいカタチのサービスを!

この新しいサービスを「古着屋ではなく、近い距離でおさがりを回していくイメージ」と話すえりさんは、学生時代から地球環境や森林エネルギーを学び、エコな社会を目指す取組や仕事を模索してきました。

人が暮らす上で欠かすことのできない「衣・食・住」を仕事にしていきたいと考え、「食」の分野では、既に自身で手作りパンの製造販売を行っていました。「衣」分野の仕事もしてみたい!と考える中で、「繊維から生地にして縫製してと、本来とても作るのが大変な衣類。それをサイズが合わないというだけですぐに捨ててしまうのはもったいない」と、成長サイクルが早いこども服のシェアサービスを立ち上げたと話します。

事業スタートして5年弱、これからもっとたくさんの地域の人とつながって「みんなのたんす」の存在を知ってほしい!

事業を始めて5年弱、その間になんとご自身も2児の母となった店主のえりさん。

子育てには
―思った以上にお金がかかること、
―子供の成長スピードがはやいこと、
―活発な子供には着替えがたくさん必要なこと、
―保育所や幼稚園に置いておくだけの予備服が必要なこと、
・・・とご自身のこども服事業の必要性を再認識していると話します。

また、今まで延べ50組程の利用会員の方からは、えりさんが産休でお休みする度に「みんなのたんすが閉まるのは困る~!はやく戻ってきてね!」とうれしい悲鳴も聞こえてきました。

この取材をさせて頂いた2022年7月、店主のえりさんは第2子の育休中でした。「みんなのたんす」は2022年9月から再オープン予定となっています!
子育て中のみんなが持ち寄り、今のこどもにピッタリな洋服を見つけられる、こどもにも、子育て中のパパママにも、地球環境にも優しいお店、「みんなのたんす」。ぜひぜひ足を運んでみてください!

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みんなのたんす(高橋えり)

こども服のシェアリングサービス「みんなのたんす」

店舗情報・料金

『みんなのたんす』
住所   〒988-0084 宮城県気仙沼市本町1-6-35
営業時間 月~水曜日/11-15時
木曜日/11-13時
金土日曜 定休日
利用料  1.ビジター利用 1着100円より
2.会員登録利用 年間120着まで 会費5000円

HP   https://minnanotansu.net/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100054471399608
Instagram:https://instagram.com/minnanotansu

駐車場:有り
オムツ替え:可能

取材日
2022/07/27