ミカタのアクション

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母乳育児をサポート

乳房ケアで赤ちゃん育児を快適に

にじのわ助産院

子育ての中で大変な時期はと聞かれたら、きっと多くの人が答えるのは乳児期。そこの大変さは、乳児の「乳」、お母さんの乳房ケアのサポートがあれば軽減されるかもしれません。

気仙沼の中心部、南気仙沼駅近くのにじのわ助産院では、産前から卒乳まで、乳腺炎などの急なつらいトラブルへの対処も含めて、赤ちゃん育児に伴走してくれます。

まずお母さんが安心できる時間にしたい

産後という身体も心も繊細な時期に寄り添ってくれる心強い味方は、助産師の大森美和さん。おっぱいというとても大切でデリケートなことを安心して話してもらえる場づくりを、大森さんは一番大切にしています。人それぞれ違うこと、身近な人だから話しにくいことも、ここならなにを話しても大丈夫。赤ちゃんの体重増加や離乳食などおっぱい以外の育児のことやお母さんの産後の身体のことも相談できます。

乳房ケアで赤ちゃん育児を快適に

特に問題を感じていなくても、マッサージすると赤ちゃんが飲みやすくなり、授乳のやりづらさが軽減することもあります。3割ほどのお母さんが経験する乳腺炎などのつらいトラブルの時は、緊急対応の相談もできます。また、症状が重くて外出が難しい時は自宅に来てもらっての施術も可能。卒乳のときも、相談やケアを受けながらゆるやかにお母さんと赤ちゃんの身体と心の準備をすることで、スムーズに次のステップに移っていけます。

気軽に立ち寄れる、駆け込める、まちの助産師さん

気仙沼周辺の三陸沿岸には助産院がなく、南は石巻、北は釜石から、お母さんたちがにじのわ助産院にやってきます。大森さんは大分県出身で、青年海外協力隊などでヨルダンとラオスに滞在経験があり、人が好きでとっても包容力のある女性。結婚を機に気仙沼に移住し、出産を経験して、仙台の助産院が開講する母乳育児指導者の養成講座を受講しました。筆者自身、授乳トラブルを抱えて友人にこちらを紹介してもらい、窮地を救ってもらいました。産後まもなく、いや産前から準備をして赤ちゃん育児に入りたかった・・・!と心から思いました。地域に気軽に相談できる助産師さんがいることは、お母さんにとって子育ての大切なインフラです。

にじのわ助産院

母乳育児をサポート

住所:〒988-0025 宮城県気仙沼市内の脇1丁目11-4
Tel:080-2254-6696
Mail:nijinowa.2020@gmail.com
営業時間:
月~金曜日 9:00~15:00
土曜日   9:00~12:00
※完全予約制
定休日:日・祝日
※乳腺炎など緊急を要するものは、電話対応等できる場合もあります
WEB:https://www.にじのわ.com/

取材日
2022/05/11